最後の「あたっく」
「青空」「あたっくNo.1」を終え、
翌日、翌々日は荷物の片付けに追われ、
安堵したその夜から、
ドドドーっと疲れが出て
2日間、
頭痛に襲われ、
寝た。
「あたっく」こぼれ話を、
ここに残しておきたかったが、
一週間も過ぎると完全にタイミングを逃した感は歪めない。
でも、
これだけは書きたいので残します。
西ノ園達大くん永岡卓也くんと秋山真太郎くん。
初演メンバーでもあり、
2年前の朗読「あたっく」verに
出演したゾノ(西ノ園)は、
「あたっくをやりきった」
「自分の役目は終わった」
この強い意思を聞いていたので、
今回の出演依頼は難航が予想された。
卓っくん(永岡)はもっと深刻である。
2023年「あたっく」出演を最後に、
役者を引退した男だ。
多くの関係者が彼の引退に反対したが、
本人の意思はダイヤモンド並みに固く、
「あたっくで役者人生の終止符」。
そしてスッパリと引退をした。
引退した人に「出てください」はどうなんだ…。
可能性は限りなく、ない。
秋山くんはコロナ以降、体調が優れず、
視力に問題を抱えた。
舞台での暗転が怖い、
暗転がある舞台に立つことはない。
そう聞いていたので、
暗転がある「あたっく」だ。
彼がこのオファーを断ることは想像ができた。
そんな3人が、
ふたつ返事で参戦してくれた。
なぜだろう、と思った。
オファーをする時、
僕自身の体力を考えたとき、
最後の「あたっく」になる。
力を貸して欲しい。
このような言葉や文字を、
彼らの事務所や本人に伝えた。
最後の「あたっく」?
なに! 出なければ!
出る!
やります!
3人からの返事に心が躍った。
※劇場稽古の1シーン
彼らの出演は「あたっく」に重みを増した。
嬉しかった。
3人の姿勢は、
稽古からフル回転だった。
誰よりも早く稽古場に来ていた。
最後の「あたっく」に人生を ぶち込んでくれている。
その姿に感動した。
嬉しい。
嬉しいけど、
彼らに付け加えなきゃいけない言葉を言えない自分がいた。
いつ、言おうか。
2日目の稽古も3日目の稽古も言うタイミングが見えない。
付け加えなきゃいけない言葉、
それは「俳優座」と言う言葉。
つまりは、
「最後のあたっく」ではなく
「俳優座での最後のあたっく」
本番が終わって1週間過ぎたが、
まだ言えていません。
最高に楽しかった「あたっく」こぼれ話でした
麦と小太郎からのお願い
ウクライナからの避難民と一緒に
ペットたちも受け入れてください。
検疫などの壁もあると思うけど、
緊急措置をお願いします。
家族なんです。
一緒に受け入てれてあげてください。
戦争大反対だワンニャン。
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「あの空を忘れない」
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「きぼうのバンブー」
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「ハイエナ」ありがとうございました。
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