BLOG

熱い熱い夏の想い出

4st5stが終わりました。


鈴木福くんとは個人稽古をするために共演者より早めに劇場に早く入ってもらいました。



二人だけの稽古に気合を入れてると
「緊張して早く来ちゃった〜」と大塚寧々さんが現れて、私も付き合う付き合うーと合流。



三人で稽古をしていると
「僕もいいですか」とオドオドと現れたのは、これまた早入りとなった松田凌くん。



そして時間通りに現れた竹中直人さんが
「オレも混ぜてよー」と。混ぜるもなにも…これから通常タイムのお稽古です。
最後の最後までこだわり続けた四人の稽古。
気がつけば開場15分前。
「お化粧したーい」と大塚寧々さん。



そして45分後に竹中直人さんの渋みのある声で物語が始まりました。
たっぷりと聴かせて頂きました。
ページが進むにつれて四人の感情も感極まり…。
最後は鳴り止まない熱い熱い拍手に包まれました。
緊張から解放された安堵の福くん、大塚寧々さん、松田凌くん。そして竹中直人さん。
ありがとうございました。
幸せと青空、いただきました。



ソワレ。
僕の念願でした。紫吹 淳さんの男役(語り部)に誰もがドッキューンバッキューンでした。
可愛くて切なくて従順すぎる麦の高橋ひとみさんに鼻水ジュルルルです。
ちょっぴりズルくて、賢くて、寂しがり屋の小太郎の神保悟志さんにフフフ、グスン。
メイクさんに髪の毛をあげた方がより格好良くなると言われて前髪をあげた少年・大和の多和田任益くんに拍手はくしゅ。
スタンディングで迎えられたカーテンコール。
三越劇場スタッフさんが「スタンディングだ! 朗読でスタンディングだっ!」と相当に慌て喜んでくれました。



劇場を去っていく紫吹さんから、来年、青空をやる場合は麦でお願いと言われました。
間髪入れずに「語り部です」と頭を下げました。
息のあったカルテットにカンパイです。




この日のマチネとソワレを観劇した友人から言われました。
同じホンなのに、こんなに違うのか!
観終わり感は同じなのに、読み手の言葉で、頭の中で想像する映像の朗読劇に完全にハマったと。
別のチームも是非是非、観てほしいです。



8/12。マチネ
お待ちしておりました、藤井隆さん。
昨年の「青空」からずーっと追っかけておりました。
熱望していた藤井さんなのですが、
実は性格を把握していないので神経質な人だったらどうしようかな…と稽古日に気を揉んでいました。



この日、藤井さんが可愛がってる米原幸佑くんが寝坊で遅刻事件がありました。
彼の遅刻を知った藤井さんが「みなさーんすみませんでしたー」と深々と頭を下げて、皆の笑いを誘い、
稽古場全員にアイスを振舞ってくれたことでいっきに打ち解けることが出来ました。



染谷俊之くんは米原くんと過去に何度か共演していて「ああ〜幸佑さん、またやらかしちゃった…」と失笑。
その時全員から「またー!?」。総つっこみと質問責めです。
染谷くんは米原くんの過去の遅刻を暴露させられる羽目になり、
この座組みが一気にグンとまとまりました。米原くんありがとうー。



紅一点の緒月遠麻さん。
「伊賀の花嫁」で共演して以来、仲良しにさせて頂いております。
昨年の「青空」にも出演して頂いております。
安定感抜群です。宝塚出身の役者さんにはいつも脱帽です。
基礎がすごいです。


本日13時開演です。
米原くん、劇場に来てね。