2023年「あの空を。」サイコーの夏です

2023/07/30

「あの空を。」5日目。千穐楽。

輝いていた。
本日まで16人で紡いできた2023年「あの空を。」。
今日までの演者たちの魂と想いを。
東北の人たちに向けた想いを。
コロナに罹患した人の悔しさを。
施設面会で肉親と会えなかった家族たちの想いを。

ひとりじゃないんだ。
仲間がいる。
友がいる。
応援してくれる人が必ずいる。

その気持ちが4人を支配した。
升毅さんの言葉、全てが胸に溶けた。
小澤雄太くんの強さが心に響いた。
安井一真くんの優しさが脳裏に刺さった。
加藤大悟くんの涙と言葉が感情を崩壊させた。

ひとりではない。

「悔しいことがあったら思いっきり泣け」

4人は青春を謳歌していた。

スタンディングで迎えられたカーテンコール。
彼らの姿が誇らしかった。
届いたんだ。
届けられたんだ。
それが嬉しかった。

「朗読」と聞くと、ただ読むだけでしょうと言われることもある。
違います。方南ぐみは違います、と言っても理解はしてもらえない。
観てもらえれば分かってもらえるのに…。
登場人物に憑依した役者たちの姿。
彼らの震える感情。
悔しくて悲しくて言葉につまる。
それでも、しぼり出さなければ物語は進まない。

カーテンコールでの力強い拍手が、
この朗読の凄まじさを証明してくれました。
ありがとうございました。

役者たちは言います。
この物語、朗読で良かった、と。
ストレートプレイでやったら、どんだけしんどいか（笑）。
機会があれば、いつかストレートもやってみたいです。

そろそろ夏の甲子園だ。
第105回全国高校野球選手権大会だ。

人生、いろんなことがあります。
ちょっぴり辛くなったら「あの空を。」を
思い出してください。
本日までの応援、ありがとうございます。

■サイト https://sunrisetokyo.com/detail/22577/

「あたっくNo.1」

出演者が発表されましたっ！
ドキドキが止まりません。
6年ぶりの「あたっく」。
劇場に仮チラシを置かせてもらっているのですが、
お客さんから「あたっく、やるんですね」とのお言葉。
嬉しいです。
「あの空を。」の小松準弥くんも参戦。
「あの空を。」の吉澤要人くんも参戦。
稽古が近づいている。
熱い熱い夏になりそうです。

熱い物語をお届けします。

麦と小太郎からのお願い