「青空」

語り部　安田顕さん。
大和　　瀬戸利樹さん。
麦　　　小池栄子さん。
小太郎　梶原 善さん。


素敵な素敵な「青空」でした。


元気溌剌に生きてる僕ですが、
この日は違った…。


本日の四人に対して大変申し訳ない気持ちを引きづっての劇場入りだった。

理由は。
このチームの稽古時間が、
他と比べて一番短かったことで、
（演出の意図を…）
（伝えられたのだろうか…）
（いや、完全に伝えきれていないかもだ）
（役者たちは不安に違いない）
役者を舞台に立たせるのに、なんて失礼なことをしてしまったんだろう…。


杞憂と終わった。


劇場での最終稽古をしてる時、
僕の不安は吹き飛び、
この四人は凄い物語を観せてくれるに変わった。


予感は的中し、
劇場はとんでもないことになった。
客席は笑いに包まれ、
涙に包まれ、
鳴り止まない力強い拍手に包まれた。


安田顕さん。
まさかの武田鉄矢さんとムツゴロウさんも飛び出した。
鼻水と涙と戦いながら台詞を絞る姿は忘れられない。


瀬戸利樹さん。
手練れの三人に囲まれて奮闘した。
乱れていく大和の感情に心が打たれた。


小池栄子さん。
台本を持つ手の震えが「青空」を大切にしてくれてる証だった。
切なくもあり凛とした麦がいた。


梶原善さん。
二度目の小太郎。さすがのひと言に尽きる。
あの発想はどこから来るのか？
彼の脳はどーなっているんだろう？


マチネが終わった時、
安田さん、小池さんがボソッと漏らした。
「感情がセーブできない」


夜のソワレ公演。
平和と青空を願って、
再び、感情がセーブできない「青空」を読んでくれた。


平和と青空、バンザイ。



「青空」
一人でも多くの人に知ってほしい物語です。

 

 

麦と小太郎からのお願い
 

ウクライナからの避難民と一緒に
ペットたちも受け入れてください。
検疫などの壁もあると思うけど、
緊急措置をお願いします。
家族なんです。
一緒に受け入てれてあげてください。

戦争大反対だニャン。


 

2023年1月企画

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