95才
昨日、母の95才の誕生日だった。
ケーキとプレゼントを喜んでくれた。
施設暮らしも三年目になった。
痴呆にさせまいと書いてもらった大学ノートの日記は
七冊目になった。
この何ヶ月間は書くことが億劫となり文字数が極端に減った。
その代わりに兄や僕の文章が増え、
介護日記のエッセイを出せるほどの兄弟の文章量だ。
母はそれを声に出して読むことを楽しんでいる。
今では誰の日記なのかがわからなくない(笑)。
車椅子生活が続き、立ち上がることは困難になってきたが、
それでも母は元気である。
施設に行くたびに「自分もいつか行く道」と思う。
そして、だからこそ今を必死に生きようと改めて思う。
本日も親からエネルギーを頂きました!
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